最初の1年を乗り越え、やっと看護師に・・・(笑)

高垣まゆみ

blog-160519-01私は、もともと歯科衛生士をしていましたが、将来のキャリアも考えて資格の充実をした方がいいと思っていました。資格の充実という点では、医療系で検討していましたが、歯科衛生士として病院勤務をしていた経験があり、看護師の仕事ぶりなども見ていたことが影響したと思います。看護師免許の取得を目指すことにしました。ただ、実際に看護師になったばかりの頃に痛感したことは、命に関わる責任の重大さでした。特に、看護師は患者様と接する時間が長く、どうしても関係性の密度も濃くなるので、気持ちが入る分、余計にその重大さを感じました。その上、仕事の効率も当然悪く、追い込まれているような感情に負けて辞めようかと思ったこともありましたが、先輩たちに「とにかく1年は頑張らなあかんで」と励まされながら仕事をしていました。ただ、夏頃になると夜勤業務にも落ちつきが出てきたかなと。1年経った頃には、基本的なことがはできるようになり、やっとこの仕事を続けていきたいと思えるようになりました。

「患者さんがいいと思う看護」を提供していく

看護師になってよかったと思うのは、特別なものではなく、日常的なことの積み重ねだと思います。それは、患者様が良くなって喜んで帰られる時ですね。「この先何ヶ月生きてることができるのだろう」と感じて入院される患者様もいらっしゃるわけで、完全によくなったという状態ではなくても、いったん自宅で生活ができるようになられる姿を見るとやはりホッとするというか嬉しいですね。私たちの仕事の現実は、とても忙しくて、一方的にこちらの時間采配で仕事を進めていくということにならざるを得ないこともありますが、「患者さんがいいと思う看護」を提供していくことを根本において仕事をするようにしています。具体的には、患者様やその家族の方の意向というのをしっかり聞くこと、理解することですね。また、できない理由の前にどうしたらできるのかを考えます。それもすべて一人で抱えるのではなく、医師に相談したり、朝のカンファレンスなどでどうすればいいかを共有したりして、ベストでなくてもベターな方法を見つけ出そうとします。看護師たちは、日々担当の患者様が変わるので、こうした情報共有により、看護師同士の協力的関係もでき、患者様や家族の意向を反映できるように意識しています。また、意向に沿えない時も、患者様に納得性の高い対応をするようにしています。

適切な看護記録を学び、看護の質を向上させたい

今後、チャレンジしたいと思っているのは新人看護師などに対して指導面において私自身の学習能力を高めていく必要を感じているので、興味・関心を持った分野についての研修会に積極的に参加していこうと思っています。具体的には、現在、病院で記録委員会の一員なので、いい機会だと思い、看護記録に関する研修を受けていこうと考えています。日々の看護記録というのはとても大事なことなんですね。例えば、何かが起こった時に、記録の開示というのが求められますが、適切な記録がなされているかどうかによって、看護師や病院にとってもその後の事態に大きな影響が出てきます。記録に限らず、どんな仕事もわかっているもんだという前提でいたら、意外とわかっていなかったということもあると思います。看護記録もそういう一面があります。適切な記録を短時間で書けることで、自分の看護を振り返り、看護の質の向上にもつながると思い、どんどん習得していきたいと思っています。