患者様の“特別な存在でありたい”との思いに全力で応える

7階東病棟は、全室が複数の特別室仕様から成る個室のみの急性期一般病床の病棟です。病床数は19床と小規模ですが、“特別な個室”を希望される患者様であれば、内科はもちろんのこと、外科・脳外科・整形外科・眼科・泌尿器科・口腔外科等々、全診療科の患者様を受け入れています。・・・ということは、全診療科の治療を解っておくことが求められ、時として、他の病棟ではありえない、同日に複数科の外科系手術患者、内視鏡治療や血管治療を受ける患者様が存在します。そのような日には病棟内は戦場のごとく大忙しです。

他の一般病床が40床や54床に対しナースエイド(看護補助者)が8~10名配置されていますが、当病棟は2名の配置ですので、限られた人員数で就業する中で、事故やその他のトラブルがなく患者様の治療がスムーズに行われるように、また、安寧に療養していただけるように、看護スタッフは常に声を掛け合い、協力し合っています。少ないスタッフ数ならではのアットホームさで、新人看護師等業務に遅れの出ているスタッフには、経験年数を問わず、手の空いたスタッフがフォローに入るというチームワークが出来ており、良好な人間関係です。
また、特別室の静かな環境の中で、最期の瞬間を家族全員で見送りたい、との希望から当病棟を選択される癌終末期患者様のご家族や、心肺停止状態で搬送され、心拍はいったん再開したものの、心肺停止に至った経緯から集中治療が対象とならない患者様の看取りや、HCU満床時のステップダウン機能や、感染隔離や清潔隔離としての役割も担っています。様々な病態、そして治療を受ける患者様やご家族様の気持ちに寄り添って、急性期医療の中にあっても、まるでご自宅で大切な家族に囲まれているかのような時間を提供できるようにと心掛けています。
 急性期医療に身を置く患者様にとって、入院生活は人生の中のほんの僅かな期間でしかないとは思いますが、それでも、できれば味わいたくはない試練である事は言うまでもありません。その試練の中で、伝えたい、聴いて欲しい、看て欲しい、解って欲しい等、千差万別の思いを抱えておられます。患者様一人ひとりが“特別で大切な存在である”ことを、心をこめて看護で伝えられるように、スタッフ一同で頑張っています。
もっともっと思いやりと優しさに溢れた看護を私達と一緒に追求していきましょう。