どの病棟にも押し寄せる高齢化の波…当病棟も例外ではありません

7階西病棟は病床数40床の循環器内科を中心に内科全般を対象とする内科系病棟です。循環器内科疾患では心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患が多く、次いでそれらに関連した心不全による加療目的の患者さまが多いです。また、冠動脈疾患以外の患者さまであっても、高齢者の特徴である、高血圧などの循環器関連疾患を併存している方も多くいます。そうした内科系の当病棟では、近年の高齢化が進む中で、今、そしてこれから、地域での自分達の果たすべき役割は何なのか?と、普段から部署スタッフ間での話し合いを重要視し、積極的にカンファレンスを行っています。また、定まっていなかった看護方式を固定チームナーシングに決め運用し始めました。10対1体制の当院では夜勤は看護師が2名ですので、2チーム制の固定チームナーシングです。幾分、知識・技術ともに経験不足なことが多く、困難な問題に直面する機会も多くありまが、そんな時だからこそ小集団に固定化したことにより責任性の高まった各チーム間でとことん話し合い、持ち前の明るさと若さで「やってみよう!」と前向きに取り組み、日々ふりかかる問題を乗り越えています。

患者さまの回復過程をきちんとサポートできる看護体制を作ろう

チーム活動としては、PPC分類により編成し、患者さまのアウトカムの方向性がぶれないようにしています。急性期チームでは治療制限による廃用予防、認知機能の低下を最小限にするために、早期からの離床およびNST介入など、主に予防に努め、病状が安定した後は、退院調整チームで退院に向けての多職種でのカンファレンスやサービス調整、地域包括ケア病棟への転床など早期退院を目指した取組みを行っています。様々な背景を持って入院される患者さま一人ひとりに切れ目のない看護が提供されるようにスタッフ一丸となって連携しています。

まずは、部署内の看護職が一丸となるために

看護スタッフはベテランから若手、男性看護師、育児中のママさんナースも在籍し、雇用形態も、フルタイムの常勤者、時間短縮常勤者や非常勤者と様々ですが、どのような就労状況でも皆がチームの一員として同じ教育を受ける環境を提供することが重要と考え、時間短縮勤務者や非常勤者が参加できる勤務時間内での勉強会を何とか開催したいと考え、ランチョンセミナーをしたり、スタッフ主導による勉強会も定期的に行っています。これらは、数年来言われ続けてきた、他・多職種によるチーム医療の重要性のその前に、同じ看護職仲間の中でフルタイム勤務者しか携われないようなチームになっていないだろうか?に警鐘を鳴らすものです。何よりも部署の看護職が一丸となって目標に向かえることが最重要だと思っています。そして、スタッフ個々の好奇心・向上心の精神を大切にします。お互い成長し合いましょう。