まだまだ発展途上の私たちですけど、一緒にステップアップしましょ!

6階西病棟は、消化器内科と腎臓・糖尿病内科の患者さんを受け入れる病棟です。食道から肛門までのいわゆる食物の通り道である消化管とそれらの代謝・合成・ホルモン分泌・消化促進等人体の栄養管理に重要な役割を示す肝臓・胆嚢、膵臓疾患や腎臓疾患を有する方々を対象としています。患者さんの高齢化に伴い、肺炎(特に誤嚥性肺炎)を併発されての入院の方も大勢おられます。
当病棟の入院患者さんの大半は、検査や治療のための予約入院です。もっとも多いのがウィークデイに実施される内視鏡検査や治療後の患者さんです。検査前処置が簡便化しさらに患者数は増えましたが、高齢の患者さんにとっては自己管理が難しく、前日入院が多くなってしまうのが実情です。また、救急病院の使命である、夜間や祝日の緊急内視鏡治療後も受け入れています。その他にも、水曜日はESD(内視鏡粘膜下層剥離術)、木曜日はTACE(肝動脈化学塞栓術)、 EVL(内視鏡的静脈瘤結紮術)、ERBD(内視鏡的逆行性胆道ドレナージ)、PTCD(経皮的経肝胆道ドレナージ)等内科的治療が実施されており、その治療前後の看護を担っています。さらには急性増悪した維持透析や導入期の透析療法を受ける患者さん、主傷病の併存症としての透析患者さんも少なからずおられます。
近年、新たに力を注ぎ始めたのが糖尿病の方を対象とした教育入院です。SMBG(血糖自己測定)やインスリン療法、低血糖の対処方法、シックデイ、フットケア等々についてCDEJ(糖尿病療養指導士)を筆頭に看護師みんなが統一したスキルで患者指導が出来るように取り組んでいます。その中から、未来の糖尿病認定看護師が誕生してくれるのを心待ちにしています。
そして、どの入院病棟にも複数名おられる誤嚥性肺炎の患者さんですが、“生活の質”を向上させるという認識が色濃くなり、摂食機能強化を求められる時代となりました。しかしながら、当院では治療後の選択肢として、PEG(胃瘻)やCVポート造設の患者さんがまだまだおられます。摂食機能強化に向けて、まずはオーラルケア、そして、嚥下を含め廃用予防の為の看護師によるリハビリテーションが求められている事を認識し、私たち看護職がもっともっと力を発揮すべきだと痛感しています。
私たちの課題は山積みですが、この厳しい現状を乗り切り、患者管理の質向上とそれを実践するスタッフの段階的育成を考慮し、昨年から固定チームナーシングに取り組んでいます。忙しいからこそ、より安全に、より丁寧に、そしてスタッフ一人ひとりのやりがいに繋げていけるようにスタッフ皆で頑張っています。すでに今は、2名以上のチームメンバーが集うとミニカンファレンスを行って、少しでも患者さんにとって良いケアを・・・を目指しています。他の病棟に負けず劣らず、毎日ドタバタしていますが、チーム機能を活かし皆が声を掛け合いながら仕事をしています。まだまだ発展途上の病棟ですが、先進病棟への階段を一緒にステップアップしませんか?