整形外科病棟はナルシスト集団?

4東西病棟 久保むつみ

shokuba160831-024階病棟は、東・西の病棟合わせて54床すべてが整形外科病棟であり、唯一ワンフロアが一看護単位の病棟です。最も多い疾患は大腿骨の骨折で、これはほぼ救急入院による入院で、次に変形性股・膝・足・手関節症等でほとんどが予約入院です。中には児童の就学中の不慮の事故や交通事故に因る若い年代の患者様もおられますので、幼児から100歳前後までの幅広い年齢層に対応した病棟です。手術件数は年間1100~1200件と、院内ダントツの件数を誇っています。ですから手術曜日には終日ドタバタしています。では、手術日以外は落ち着いているのかと言うと、やっぱりなんだかんだとドタバタしています。なぜならば当院は二次救急を担っており、平日日中は当然のことながら夜間や休日でも空床があれば、どの診療科の患者様でも受け入れます。例えICUに空床がなく救急外来で人工呼吸器を装着した重篤な患者様であっても…です。“色々な病態の方を看れるようになろう!”ということで受け入れるのです。救急病院の使命である“救急を断らない病院”を実践するためには、外来から依頼があれば即時受け入れ表明をしています。これは単純なことのように見うけられますが、10対1看護体制の病当院にとっては容易なことではありません。ただ、自分たちの使命について、主任以下全スタッフが本当に理解して協力的なのです。ですから、「他科の重症患者をなぜ私達が…?」というようなスタッフからの苦情を受けた記憶がありません。
shokuba160831-01どちらかと言うと、“忙しさに屈することなく、それをやり遂げている私たちって凄くない?”とか“カッコいいよね”って自画自賛している集団です。
そして看護職員皆が、入院時より退院支援の説明から始まって患者様・ご家族の情報収集からアウトカムを設定し、それを基に関わってくれています。看護補助者たちはそれを見事にサポートしてくれています。昨年新設された地域包括ケア病棟との連携も双方が努力し合って質を高める努力が出来ていると自負しています。
退院支援は、高齢化や独居がますます進行する時世だからこそ入院時から手がけることがとても重要です。ドタバタの毎日ではありますが、そこは超急性期の治療が最優先される時期に必要な異常の早期発見から、円滑な回復支援と並列して、急性期病院の看護師にとっての最重要課題であると思っています。それがより良質に実践できるようにということで、看護方式は、固定チームナーシングを採用しています。おかげで患者様への理解度が増しましたし、個々が意見を言いやすい環境になったように思います。
忙しさを楽しみ、一緒に自画自賛する仲間になりませんか?