術中体位が身体に及ぼすリスク管理能力の向上

教育担当部署:《手術室》
研修名:術中体位が身体に及ぼすリスク管理能力の向上
 この研修は、術中体位に起因する皮膚の圧迫・神経障害を予測した合併症の予防および早期発見ができることを目的として取り組みました。
担当部署の講師は手術室副主任が担い、研修対象者は一般病棟で活躍する中堅クラスの看護師を対象としました。この研修では手術台で実際に術中体位を体験しながら講義を受けるという内容で行い、生じる可能性のある皮膚・神経障害を話すだけでなく、診療科や術式、体位別など他覚的な視点での研修内容を心がけました。研修後の評価としては、評価シートを作成し自部署での術後観察において術中体位に関連した障害についての観察項目の記載を評価基準としました。観察項目の記載の80%以上を合格ラインとし、講師側と受講者側で問答を繰り返し行い、見事全員合格となりました。

 手術室は、療養生活の中の限られた人に限られた時間接するだけの存在かもしれません。でも、だからこそ、外来や入院患者の方々に少しでも安全で安楽な急性期治療を受けていただきたいと思いますし、その為の一助となれるよう、看護部全体の質の向上を目指せる現場研修に積極的に取り組んでいきたいです。次回はもっと工夫を凝らして実施したいと思い来年度のテーマをもう既に検討中しています。